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実力をつける信用取引 売買戦略からリスク管理まで

実力をつける信用取引 売買戦略からリスク管理まで

著者 福永博之
定価 本体2,800円+税
2007年1月17日発売
ISBN9784-7759-9044-5 C2033

■目次


 あなたがビギナーから脱皮したいと考えている投資家なら、信用取引を上手く活用できるようになるべきでしょう。 なぜなら、あなたの投資手法の選択肢が広がるからです。投資手法の選択肢が広がるということが何を意味するかと言えば、株式投資で勝つ確率が高くなるということなのです。

 ヘッジファンド等がなぜ、信用取引やデリバティブと呼ばれる先物やオプションを駆使して取引を行っているか考えてみてください。答えは簡単です。“高い収益を上げること”と“リスクヘッジを行う”ためには、それらの取引手法が必要だからです。彼らは投資家から預かった運用資金を増やすことが仕事ですが、同時に高いパフォーマンス(高収益)を求められています。リスクは大きくなりますが、信用取引やデリバティブなどを使いレバレッジを効かせて取引できなければ、大きな収益を上げることはできないのです。  またそれらを駆使してリスクヘッジができなければ、大量に資金を運用する彼らは株価が下落したときに損失を抑えることができないのです。さらに損失を抑えることができなければ市場平均以上の収益を上げることはできません。これは個人投資家であってもまったく同じです。

「少ない手持ち資金を効率よく増やしたい」「マイナスを極力減らしたい」と思っている個人投資家の皆さん!
「投資手法を広げたい」と考えている個人投資家の皆さん!
 ぜひ本書で信用取引を使った投資戦略を学んでください。信用取引はきっとあなたの味方になってくれるはずです。 (「まえがき」より)


市場は常に上下動を繰り返しています。 上昇時だけで利益をとろうとするやり方では、下落時にはまったく何もできません。

また個人投資家がこれだけ増えた今、その心理状態を把握しなければ思わぬ落とし穴にはまってしまいます。 逆にその心理状態を掴むことによって、そこに大きなチャンスも生まれるのです。

「空売りは怖い!」と考えている投資家のみなさん。ぜひ本書をお読みください! 売りは相場の局面をとらえることがもっとも大事です。それによって手法が異なってくるからです。注意点も違ってきます。

本書では、局面を的確にとらえる状況判断や、その局面にもっとも適した手法を具体例で解説しています。

それを覚えれば
まちがいなくあなたの投資法が変わります。
まちがいなくあなたの利益率が上がります。
個人投資家必見の書です。

著者プロフィール

福永博之
楽天証券経済研究所 チーフストラテジスト
IFTA国際検定テクニカルアナリスト
世界で100名ほどしかいない国際テクニカルアナリストの一人。勧角(現みずほインベスターズ)証券、DLJdirectSFG証券を経て現職。ラジオ日経の人気番組「和島秀樹のウィークエンド株!」でレギュラーパーソナリティを務めるほか、株式関連のテレビ番組でも現在レギュラーコメンテーターとして数本に出演中。また日経新聞やロイターニュースなどでもマーケットコメントを発信しており、そのわかりやすい解説と分析力には定評がある。 個人投資家向けには「週刊エコノミスト投資の達人」や「ネットマネー」などのマネー雑誌など連載多数。 投資戦略やテクニカル分析をプロの視点から具体的に解説している。

著書に『信用取引入門』(共著・パンローリング)、『儲けるための実践・株ドリル』(扶桑社)、『ネット株必勝テクニック』『短期トレード完全攻略ノート』『365日株式投資ノート』(インデックスコミュニケーションズ)がある。



目次

序章
 1.信用取引をいかに上手く活用するか
 2.投資戦略の幅を広げるために信用取引は不可欠

Part 1 投資戦略の考え方
第1章 信用取引で投資戦略の幅を広げる
 1.どのように戦略を決めるか
 2.買いだけの信用取引は大きなリスクにさらされている
 3.市場は材料にどう反応するか
 4.悪材料への対応
 5.想定することの重要性
第2章 相場の波を分析する
 1.ファンダメンタルからのアプローチ
 2.テクニカル分析からのアプローチ
   ◆ニュースに過剰に反応するケース
   ◆転換のシグナルを捉える
第3章 局面別に分ける
 1.ファンダメンタルからのアプローチ
 2.テクニカル分析からのアプローチ
   ◆出来高による局面分析
第4章 投資戦略を考える(ロング)
 1.現引きの有効性
 2.一般信用取引の落とし穴
 3.制度信用取引と一般信用取引とどちらが有利か
第5章 投資戦略を考える(ショート)
 1.空売り
 2.つなぎ売り
   ◆リスクヘッジ
   ◆配当や分割もとって一石二鳥

Part 2 信用取引に必要な補足の知識
【各指標の見方】
 1.信用取引残高
 2.評価損益率
 3.信用倍率&取り組み
 4.日証金(貸株残高・融資残高)
 5.貸借倍率&取り組み
 6.逆日歩
 7.回転日数
 8.期日
Part 3 実践
【上昇相場】
第1章 スイングトレード
 1.勢いが強く上昇幅が大きいと予想される中での序盤
 2.勢いが強く上昇幅が大きいと予想される中での中盤
 3.勢いが強く上昇幅が大きいと予想される中での終盤
 4.上昇の勢いが弱い終盤
   ◆好業績発表後の株価の反応に注目する
   ◆ポイントは寄り付き価格
 4.相場が不安定なときの買いのポイント&注意点
   (切り替えし・急上昇・急降下)
第2章 デイトレード
 1.デイトレードの具体的戦略
 2.買いのテクニック(値嵩株の売買・低位株の売買)
 3.売りのテクニック(値嵩株の売買・低位株の売買)
   ①低位株の売りのチャンス
   ②値嵩株の売りのチャンス
第3章 ポジションの作り方(値嵩株・低位株の売買)
 1.上昇局面でのポジションの作り方
 2.下落局面でのポジションの作り方
第4章 買い乗せ・売り乗せ
 1.上昇トレンド時のポジションの積み上げ方
   ◆スィングトレードの買い乗せ
   ◆デイトレードの買い乗せ
 2.下降トレンド時のポジションの積み上げ方
第5章 その他の戦略
 1.継続的な上昇時のデイトレ戦略
 2.勢いが弱いときの空売りを交えた戦略
 3.買戻しの買いを利用した売り戦略
 4.買いの事例(仕手株への対応)
 【下落相場】
   ◆下落相場では株を持ち続けない
   ◆現物取引でどう対応できるか
   ◆信用取引での対応
第6章 空売り
   ◆株価の下落は需給関係の悪化から始まる
   ◆何となく下げているときが売りのチャンス
第7章 つなぎ売り
 1.つなぎ売りの事例 ①
   ◆空売りかつなぎ売りか
 2.つなぎ売りの事例 ②
   ◆権利落ち後に株価が下がると思ったらつなぎ売りが有効
 3.つなぎ売りの事例 ③
   ◆右肩上がりの株は売らずにつなぎ売り
第8章 一般信用取引の売り
   ◆信用銘柄の動きの激しさを狙って売る
   ◆少しずつ売って一度に買い戻す

第9章 売りのポイント&注意点
   ◆売るタイミングと相手の力を利用すること
   ◆上げの必然があるときには売らない
 【横ばい相場】
   ◆裁定取引とは
第10章 スプレッド(サヤ取り)取引
 1.スプレッド取引の事例 ①
 <価格差が拡大するケース>
 2.スプレッド取引の事例 ②
 <価格差が縮小するケース*M&A>
 3.スプレッド取引の事例 ③
 <価格差が縮小するケース*1番手と2番手の企業>
 4.スプレッド取引の事例 ④
 <逆相関で拡大・縮小するケース>
   ◆株価に影響を与える要因が異なる
   ◆逆相関になる理由を把握する
 5.スプレッド取引の事例 ⑤
 <ETFとETF>
 6.スプレッド取引の事例 ⑥(番外編)
 <先物とETF>

Part 4 成功への最終仕上げ
 第1章 投資タイプ別の戦略の考え方
 第2章 局面別の戦略の考え方
 1.スイングトレードのポジション戦略
   ◆スイングトレーダーは余力を残しておく
   ◆上昇トレンド銘柄は高値と押し目で何度も売買する
 2.デイトレードのポジション戦略
   ◆フルポジションでエントリーしたら
 第3章 リスク管理
 1.担保の有効活用
   ◆保証金の変動リスク管理
   ◆上昇局面ではコア30のような安定株が担保に有効
   ◆2階建てに関する注意
   ◆保有株と逆相関の銘柄を担保にする
 2.リスク回避
   ◆イベントによる価格変動
 3.レバレッジとリスク
 4.価格変動リスクへの対応(逆指値)
   ◆逆指値の仕組み
   ◆安値更新銘柄のリバウンド狙い

 おわりに

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